
MMSE、RBMT、TMT-B、FAB……
検査結果は出せる。
でも、その結果から
「この人の生活で何が起きているのか」
まで説明できるでしょうか。
高次脳機能障害の難しさは、
症状そのものだけではありません。
本人にも、家族にも、支援者にも
見えにくい障害だからこそ、
私たちには「仮説をつくる」視点が必要になります。
その評価、「点数」で終わっていませんか?
こんな「これでいいのかな?」
ありませんか?
✔ 検査結果は出たけれど、生活像が描けない
✔ 「注意障害だから注意訓練」で、本当にいいのかわからない
✔ 本人は「大丈夫」と言うのに、家族は「全然違う」と言う
✔ 病識がないように見える患者さんに、どう関わればいいかわからない
✔ 訓練はしている。でも、生活が変わっている実感がない
✔ 「結局、この人に何をすればいい?」と迷う
→ その迷いを、今日の講座で整理します。

この講座で整理する3つのこと
01|評価
「点数」から「患者理解」へ
評価結果を見るだけではなく、
点数 × 評価中のプロセス × 生活とのつながり
から、その患者さんを捉えていきます。
「障害を見つけるための評価」から
「人を理解するための評価」へ。
02|患者理解
本人の「大丈夫」と家族の「心配」。どちらを見る?
本人には本人の現実があり、
家族には家族の現実があります。
どちらかが間違っているのではなく、
見えている世界が違う。
病識やメタ認知をどう捉え、
そのズレにどう関わるのか。
「障害をわからせる」のではなく、
本人と家族が同じ方向へ進むための支援を考えます。
03|訓練
「何を訓練する?」の前に考えること
「注意障害があるから注意訓練」
「記憶障害があるから記憶訓練」
ではなく、
この人は生活の何に困っている?
↓
なぜ、それが起きている?
↓
何ができるようになればいい?
そこから必要な介入を考えます。
認知訓練だけではなく、
代償手段・環境調整・家族支援まで含めて生活の再構築を考える。
仕事に戻れたか。
安心して生活できるか。
家族の負担が軽くなったか。
検査結果のために患者さんがいるのではありません。
「生活を再構築すること」
それが臨床のゴールです。
01
この人は、一体「何」に困っているのか?
02
それは、「なぜ」起きているのか?
03
最終的に、「何ができれば」よいのか?
検査結果が多すぎて迷ったとき。
家族との齟齬に迷ったとき。
訓練選択に迷ったとき。
この3つの問いから、患者さんの「生活」へ戻る。
講師紹介

松尾康弘先生
鹿児島医療技術専門学校|言語聴覚士
一般社団法人 日本言語聴覚士協会 常任理事
鹿児島医療技術専門学校にて言語聴覚士養成に携わり、「高次脳機能障害学」などの教育を担当。高次脳機能における注意機能と言語機能の関係について研究・発表を行うほか、言語聴覚療法に関する書籍の執筆にも携わっている。
こんな方におすすめ
-
検査結果は出せるけれど、その結果をどう臨床につなげればいいか迷う方
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「注意障害だから注意訓練」など、症状から訓練を選ぶことに疑問を感じている方
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評価では問題が少ないのに、実生活では困りごとが多い患者さんへの対応に悩む方
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本人の「大丈夫」と家族の「心配」が食い違うとき、どう捉えればいいか迷う方
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病識やメタ認知を、実際の支援にどうつなげればいいか整理したい方
-
「この訓練、本当にこの人に必要?」と臨床で感じることがある方
何を訓練するか」だけではなく、
【この人の生活に何が必要か】から考えられるようになりたい方へ。

